妖精学大全:井村君江【書籍紹介】

数多の妖精に関する民話・伝承、芸術、文化、それに関わる著名人を網羅した本です。

妖精学=fairyologyと名付け、中世の妖精画家や詩人、近年の創作(指輪物語やハリー・ポッターシリーズなど)まで含む膨大な項目を解説しています。

500ページにも及ぶ辞典のような一冊。妖精一覧はもちろん、妖精に関するコラムがたくさんあります。妖精の塗り薬の作り方も書いてありました。

なんとなく作れそうな気になってくる。ふふふ。英国に行ければなんとかなるんじゃないか…

妖精が好きなのは白い花をつける樹木や赤い実、よい香り…など、園芸に手を出したくなる知識も。

人間がこれまで妖精と呼ぶ存在をどう伝え、どう付き合ってきたか。それを芸術家がどう表現し、後世にどのような影響が残っているのか。

神話や宗教、各種信仰にも絡めて多方面から「妖精」を味わう本です。

著者の井村氏は英文学者であり翻訳家。大学卒業後も教員として長年の研究をつづけ、皇后美智子さまに妖精文学を進講されたこともあるその筋の権威です。

文体は軽くはありませんが、とっつきにくいわけでもなく、それなりの威厳を保ちながらわかりやすくまとまっています。

表紙はこのように、ファンタジーファンタジーな色彩と重厚なタッチ、宝物にしたくなるような装丁のハードカバー。

妖精学大全

井村 君江 東京書籍 2008-07-28
売り上げランキング : 660049

by ヨメレバ

 

暗い赤みの茶色って個人的にものすごくファンタジーだと感じます。部屋の中でランプを灯したときにできる陰の色です。

漆黒のように沈み込む色ではなく、そこからまるで何かが飛び出してくるような、巣穴のようなイメージなのです。

いたずら好きで災厄を引き起こすこともあれば、なにか貸しをつくると律儀に恩返しをしたり、気に入った人間を手厚く遇したり。

宴が大好きで、ヒトに詮索されるのを嫌う気まぐれな妖精。

彼らとうまく付き合うにはコツと機転が必要みたいです。あと、一杯のクリーム。



日用品から家電までカテゴリ別に探せる。
Amazonクーポン

毎日のタイムセール。チェックしてお得に
楽天タイムセール



 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です