徒歩10秒で行ける神秘の泉、お風呂

基本的にお風呂に入るのが面倒で仕方ない人間です。

いざ体を綺麗にして、お湯に浸かってしまえばさっぱりして気持ちがいいのに、その前後の作業が面倒で面倒で面倒で…!

お風呂スタートからお風呂フィニッシュまでの順に面倒な原因を挙げてみましょう。

  • 化粧を落とすのが面倒
  • 狭い脱衣所で何枚も着込んだ服を脱ぐのがだるくて面倒
  • 裸になってからお湯をかぶるまで寒いので想像しただけで面倒になる
  • 上がってから服を着込むのがまただるくて面倒
  • 幾重にも施す肌の補水保湿ケアに時間がかかって面倒(でもやらないと更に面倒なことになるので、渋々やる)
  • 髪を乾かすまで冷たい髪が肌につくのが不快だし面倒

書いているうちに自分がものすごくナマケモノに思えてきてちょっと落ち込みましたが、それはまた別の話。

そう、これらのいと高き壁をどうにか乗り越えて入るお風呂は、大いなる恩恵を与えてくれるのです。

  1. 体も心もあたたまる
  2. 疲れがとれる
  3. 首や肩など、各所のコリが楽になる
  4. アイディアが浮かぶ【重要】

3までは普通に流していただいて結構です。大事なのは4。

日常生活で行き詰まり、悩むあれこれへのヒントのようなものを、お風呂さまは与えてくださいます。

以下に私のケースをご紹介しますので、活用できそうなところだけどうぞ。

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頭と体を洗い、ぽっかりと腕が浮かぶくらいに体の力を抜いてお湯に浸かる。

体勢なんてどうでもいい。多少ガニ股になっていても、誰も見ていない。大丈夫だ、問題ない。

手足を動かして水面がたぷたぷと波打つ様子や、立ち上る湯気を眺める。

湯桶を逆さまに沈め、少しずつ傾けて中の空気を浮かせていく。泡が水面でぽこぽこと弾けるのを、幼年時代の「あーオナラしたでしょ!」遊びを思い出しつつ見る。

湯桶でお湯をすくっては肩や首、後頭部などにプチ打たせ湯として少しずつ落とす。気分は滝行。あったかくて気持ち良くてマッサージにもなる滝行。

鼻をつまんで、ざぶーんと体丸ごとお湯の中に潜る。不用意に浮かび上がってしまわないよう、腕なり足なりで体を湯船の底に固定する。髪が根元からゆらゆらと揺れる感覚が気持ちいい。ここで思い出し笑いなどしてはいけない。

その他、適宜思いついたことをやる。手で作る水鉄砲で壁を狙撃したり、湯桶を酸素タンクにして耐久潜水したり。

ポイントは遊ぶような感覚で水の感触を楽しむことかもしれない。というか完全に遊んでいる。

そのうち、体温が内側からじわじわ~と上がってくるのを感じる。

寒くて緊張していたいろんなものがゆるんでくる。

そうして、はぁ~…と深い呼吸を取り戻したころ、ふっとアイディアが浮かぶのだ。

苦戦していたあの作業、違う角度からあの路線でアプローチしてみたらどうだろう。

もしかして、こういうことをやってみると面白いかもしれない。

さっきまでいくら考えても答えが出なかったこと、なんだ、こうすればいいんじゃないか。

あ、難しくてなかなか理解できなかったことが、いま腑に落ちた気がする。

浮かび方も様々だ。ポッと小さな明かりが灯るようだったり、一筋の細い雷が脳天に落ちてきたようだったり、深い水底から浮上してくるようだったり。

それでだいたい、浮かんだアイディアをどうするか考えるのが楽しくなってきて、あわてて湯船を出る。

早くメモしないと忘れるから。閃きも放っておけば泡と消える。

あたふた体を拭いて服を着て、肌のケアもぼちぼちで済ませ、メモをして一安心。

そしてアイディアを授けてくれたお風呂に感謝し、入るのが面倒だと思ったことを恥じて、明日からはもっと有難みの心を持ち謹んで入らせていただこうと思う。

でももれなく次の日にはふり出しに戻る。不思議だなあ。

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主にこのような流れを繰り返しています。

ここで主張したいのは、私がお風呂でどれだけ童心に返っているかではなく、お風呂はつまりアイディアが湧いて出てくる神秘の泉だということです。

体を清め、無心になり、リラックスしたその時、どこからともなく浮かぶアイディアは、(自分の経験では)その後活躍することが多いです。

おお、お風呂様。いつもありがとうございます。浴室きれいに掃除します。

あなたはお風呂を面倒だと思わない素敵な方だとは思いますが、もしかして、万が一、私と似たようなズボラーだったとしたら、どうか見識を改め、アイディアを授かるための厳かな儀式としてこの神秘の泉に向かってみてください。実際に授かるかの結果は保証しませんが、少なくとも体はきれいになります。



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